こんにちは。
旅好きアラサー女子の世界一周ブログを運営しているziziです。
不定期でお送りしている旅の小話。今回で4回目。
大したことじゃぁないんだけど、なんだか妙に印象に残っている、道中体験した妙な出来事や妙な出会いについて書き散らしていくシリーズです。
今回は、イギリスはロンドンでの出来事。
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時は今から三年前。2016年の冬、ロンドンに滞在していた時のことである。
この日私は、宿で知り合ったオーストラリア人のエディーとロンドン市内を散策していた。
まずは私が行きたかった、ウォータールー駅近くにあるバンクシーのウォールアートが見れるとかゆうトンネルへ。
どれがバンクシーだか全然わかんなかったけど、とにかくビッチリと落書きアートで埋め尽くされてて、治安もまぁまぁ悪そうなところ。


こりゃ女ひとりじゃ絶対行かない方がいいな、と肌で感じる良くも悪くもロンドンっぽさが出ていた場所であった。
その後はエディーのプラン通りに行動。
テムズ川沿は超ベタな観光名所がもりだくさんで、水族館、ロンドンアイ、ロンドンダンジョン、橋を渡ればビッグベンなどなど。
世界一周ひとり旅中であったので、誰かと一緒におしゃべりしながらの観光をとても楽しんでいた。
私が日本語を教えてエディーに英語を教えてもらって、なかなか建設的な会話をしながらランチしたり。
ロンドンで、同じ時に同じ宿に宿泊した奇跡のような偶然の中、たまたま知り合った気の合う外国人とランチしながら異文化交流。
「旅やん、これこそ旅やん!
わたし、いま、旅満喫してますっ(о´∀`о)」
ってな具合で良くも悪くもひとりでテンション爆上げで楽しんでいた私はいつもになく上機嫌であった。
そして夜になり、エディーが前もって調べてくれたレストランに行くことに。
ライトアップされたロンドンアイがゆっくりと回るテムズ川沿いから、ビッグベンのある対岸まで行こうとウェストミンスター橋を渡っていたときのことである。
向こうからやたら陽気な二人組がわーきゃー言いながら近づいてきた。
一人はピエロみたいなメイク、もう一方は赤毛の奇抜な格好の女たち。
酒でも飲んでいるのだろうか、私とは違うニュアンスでテンション爆上げのご機嫌な様子。
にこにこと、いや、ニヤニヤと笑顔で私たちに歩み寄り
「take photo!!」
と、さも楽しげに話しかけてくる。
特に嫌な感じはしなかったし、私もノリノリな気分だったので一緒に写真撮ったらいい感じの思い出になるかな、と思いスマホでパシャりと一枚撮影したところで態度が急変!
ピエロと赤毛が鬼の形相で
「Give me money!!」
と詰め寄ってきたのだ。
あまりの急変ぶりにびっくりしながらも、こんなことでやすやすとお金をあげるわけにはいかない。
何度も「No!! No!!」と言いながら立ち去ろうとするが、一向に引かないピエロたち。
終いには顔に唾がかかる勢いで迫ってきて、金くれ金くれと大声で叫び出す始末。
あまりにもしつこく、周りもザワザワしてきたのを見かねたエディーがお財布から出したお札はなんと20ポンド(約2800円)!!
お札を出すや否や目にも留まらぬ速さでふんだくり、今度は私を指差し、この女の分の20ポンドもよこせと言ってくる。
ありえない!!!
20ポンドもえただけでも相当なことなのに、事もあろうかまだ要求してくるこのメスブタたち。。
さすがの私たちも頭に来て、無視を決め込んでつきまとう二人を振り払い駆け足で橋を渡ったのだが、なんともなんとも後味悪い出来事であった。
こちらがその時撮影された20ポンドの写真!
後日談だが、なんで20ポンドもあげたのかエディーに尋ねると、たまたま小銭が無かったとのこと。。
みなさま、ウェストミンスター橋をご通行の際はどうかひとつお気をつけください。
きっと今宵も旅行者から金をふんだくっているはず。
許せん、あのピエロども(怒)
〜おしまい〜
過去の旅の小話シリーズはこちらから。
それではまた次回よろしくどうぞ(^^)
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