こんにちは。
旅好きアラサー女子の世界一周ブログを運営しているziziです。
2025年3月、スリランカに2週間滞在しました。
そこまで情報が多い国ではないため、初めて行く方は治安面が気になるところかと思います。
本記事では、女1人でスリランカを旅して感じた治安状況と、事前に知っておきたい注意点をまとめました。実際に遭いかけた詐欺についても。
状況は日々変わりますし、いち個人の感想や意見となりますがぜひご参考ください。
※当記事の情報は2025年3月時点です。情報は随時変更の可能性がありますのでご了承ください。
【外務省発表】スリランカの治安状況
外務省の海外安全ホームページによると、スリランカ全土の危険レベルは1=十分注意、となっています。
以下、ポイントを一部抜粋します。
●2023年以降、大規模な抗議活動や抗議活動の暴徒化は見られていません。ただし、増税や政府機関の民営化などの政策に対する抗議活動が散発する可能性がありますので、引き続き注意が必要です。
●2019年4月、コロンボを始めとする複数の都市で連続爆破テロ事件が発生しました。現在は大規模かつ組織的なテロが発生する可能性は低いとされていますが、標的となりやすい施設や人混みを避けるなど、引き続き行動には十分注意してください。
●スリ、置き引き、詐欺、ぼったくり(三輪タクシー、観光ガイド、宝石店等)、性犯罪や違法薬物などの犯罪には引き続き注意してください。
●最近は、モンスーンの影響による豪雨やサイクロンが毎年のように発生し、洪水や土砂崩れによって大きな被害が出ています。警戒を怠らず、テレビ、ラジオやインターネット等で常に最新の情報を入手するよう心がけてください。
外務省の「たびレジ」に登録しておくと、安全情報をメールで受け取れるほか、緊急時の連絡、安否確認、支援などが受けられます。
スリランカの治安良い?悪い?個人的な見解
2025年3月、ネゴンボ→シギリヤ→キャンディ→ヌワラエリヤ→エッラ→ゴール→ベントータ→コロンボとスリランカ北部を除く主要都市を回る形で1周しました。
結論から言うと、スリランカはとても治安が良いと感じました。
個人的には、日本と同じレベルで街歩きできる国だと思いました。
早朝、日中、夜と外出しましたが、女性1人でも特に「怖い」「危ない」と思う場面はなく、いわゆるガイドブックに載っている観光エリアを歩く分には問題なしでした。
街中はゴミが散乱して腐敗臭が漂っていることもありませんでした。早朝、家やお店の前をほうきで掃除するスリランカ人を多く見かけました。スリランカ人は多くが仏教徒です。礼儀正しくきれい好きな方が多い印象。
都心部でも浮浪者や物乞いはあまり見かけませんでした(全くいないわけではありませんが、危険な感じはしませんでした。
バンダラナイケ国際空港に夜8時前に到着。初めての国で夜間到着は緊張します。が、空港の外も怖い雰囲気は一切なく、タクシーの客引きも思ったほどうざくなかったです。
空港から20分ほどのネゴンボに宿をとっていたので、スリランカの配車アプリpickmeでタクシーを呼びました。滞在中20回ほどpickme使いましたが、トラブルなく快適に利用できました。ぼったくりの心配ないのでぜひダウンロードしておきましょう。
個人的には概ね安全に旅することができたスリランカ。
ただしどんな国でも「絶対」はありません。海外を旅する上で、基本的な防犯対策や意識はしっかりと持ちたいところです。
ここからは、実体験を元に気をつけたいことを書いていきます。
スリランカ旅行で気をつけること
駅や車内でのスリ
どの国でもそうですが、人が多く集まるところではスリに注意。
スリランカでは電車の本数が少ないので、基本的に混雑しがち。大きな荷物があると注意力が散漫になるので貴重品からは目を離さないようにしましょう。また、バスも乗客が集まり次第発車となります。満席で座れないこともありました。知らない人と体が密着する可能性もあるので、どさくさに紛れて盗られないようにしましょう。
スリ対策におすすめなのが、服の下に隠せる薄型ウエストポーチ、通称セキュリティーポーチ。
パスポート、余分な現金、予備のカードをこの中に入れて常に腹に巻くと安心!
野犬


個人的にスリランカで一番怖かったのが人間ではなく野犬です。。
都心部、田舎関わらず至るところで見かけました。ヌワラエリヤでは集団でたむろしてる犬が怖すぎて、ウォーキングしてる人と一緒に歩いてもらったことも。
道路沿いでのんきに寝てる犬も多いので、うっかり尻尾を踏まないように注意!
そのほとんどが中型犬で大人しく危害を加えてくることはないのですが、犬に関わらず、猫、猿なども含め、海外では動物に近寄らないのが鉄則。
猿も結構いるので接触しないようにしてください。奴らは食べ物など狙って近づいてきます。どこか引っ掻かれたりしたら大事です。
狂犬病は致死率100%の恐ろしい病気です。狂犬病ワクチン接種もぜひ検討してください。
交通事故
スリランカは日本と同じ左側通行。バスやトゥクトゥクが我先にとガンガンスピード出して走行します。都心部以外、信号機があまりありません。対向車線にはみ出して、対向車とぎりぎりですれ違うことも日常茶飯事。
毎回ヒヤヒヤしながらバスに乗ってました。こればっかりは自分ではどうしようもできないのですが、歩行中は事故に巻き込まれないように十分ご注意ください。
トレッキングでの怪我
シギリヤロックやピドゥランガラロックに行かれる人も多いと思います。そこから見る景色やサンセットは本当に美しく、行って良かったと思える場所なのは確かです。
が、往々にしてその道のりは険しく、ハイキングや軽い登山だと思って行くと痛い目に遭います。なぜならロッククライミング的なポイントもあるから...
きちんと整備されてないため足を踏み外せば怪我必至。十分注意くださいませ。
参考記事👇
【実体験】コロンボの詐欺・ぼったくりに注意
スリランカ最終日、コロンボでぼったくりに遭いかけました。
それまでの2週間、どの町でも優しく親切なスリランカ人ばかりと接していたので油断してしまいました。。
帰国後に調べると出るわ出るわ同じ手口の詐欺。。あぁ、先に知っておけばと後の祭り状態です。
一連の手口は...
- 道端でフレンドリーに話しかけられる(宿のマネージャーなどと名乗って安心させるケースが多い)
- フェスティバルがあるのでガンガーラーマに行くよう勧められる(当然フェスティバルはやってない)
- ごく自然に流しのトゥクトゥクを捕まえる(このドライバーとグル。ガバメントトゥクトゥクだからと安心させる)
- ドライバーが寺をガイドする
- 宝石店に連れて行く(偽物を買わされることも)
- 相場の何倍もする代金を要求してくる
フォロワーさんでも全く同じ手口でぼったくられた方もいらっしゃったので、本当に注意してください。後味悪く、最悪な出来事でした。。
声を大にして言いたいのは「自分が手配したタクシーやトゥクトゥク以外には絶対乗らない」これを徹底するだけで回避できますのでぜひ頭に留めておいてください。
詳細はこちらでまとめてます👇
スリランカ旅行で万が一に備える
蚊対策
暑い国なので蚊対策は万全に。スリランカでは蚊を媒体してデング熱に感染することがあります。どこでもベープをリュックに吊るしてました。そのおかげかほとんど刺されませんでしたよ^^
持ち物の詳細はこちら👇
海外旅行保険
スリランカに限った話ではありませんが、万が一に備えて海外旅行保険は必ず加入しておきましょう。スリランカは都市部を除くと私立医療機関であってもその医療レベルは概して高くありません。
また医療費は高額になる可能性もあり、さらに医療機関によっては保証金(デポジット)を求められることも。
お手持ちのクレジットカードに保険が付帯しているか確認を。
私はいつもエポスカードで賄っています。
自宅から空港までの交通費等をエポスカードで支払うだけで海外旅行保険が適応となるのでおすすめ。年会費は永年無料です。
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ネット通信の確保
バンダラナイケ国際空港ではフリーWiFiあったものの、あまりにも遅くて使い物になりませんでした。鉄道駅・列車内・バスなどにはフリーWiFiなし。宿のWiFiも遅いところが多かったです...しっかりネット環境を整えてから出国した方が◎だと思いました。
いざという時にネットで調べ物できなかったり、緊急時に家族に連絡取れなかったら大変ですよね。
ネット通信はHolaflyのeSIMがおすすめです。
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残りのデータ量気にせず旅できるのは、精神衛生上とても良い。
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参考になれば幸いです。
それではまた次回よろしくどうぞ(^^)
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