こんにちは。
旅好きアラサー女子の世界一周ブログを運営しているziziです。
先日、ANAマイレージクラブから1通の封書が届きました。
早速開封してみると、
「ANAより安心の補償サービスをご案内します」
の文字。
入院補償が3年間無料進呈だというのです。
怪しさ満点( ´ ▽ ` )すぐさま調査しました。
ANAマイレージクラブ フリーケア・プログラムとは?
送られてきた書面がこちら。
フリーケアプログラムの「無料プラン」に申し込むと、交通事故などで5日以上入院した場合、入院一時金30,000円が受け取れる、とのこと。
しかも、補償期間は3年間!
けっこう長い。
保険料はANAが負担するので申込者の負担は一切ありませんよー、という内容です。
一見すると
ただで万が一の事故に遭ったときに一時金もらえるんだから、入らないと損じゃない?
と思っちゃいますよね。
しかしながら、世の中「ただより高いものはない」わけです。
なぜこのような無料のプランに加入させようとしているのか、そのカラクリを解説します。
補償する保険会社はチューリッヒ
まず、このフリーケア・プログラムの無料プランはANAが担っているわけではなく、引受保険会社であるチューリッヒが関わっていることを頭に入れておいてください。
また、ANAマイレージクラブだけでなく、イオンカードや楽天カード、JCBカードなど、クレジットカードを作成した際にも同じような無料保険のお知らせが届いているようです。そしてもれなく、チューリッヒが関与しているみたいです。
無料プランに加入するメリット
メリットは、無料で上記の補償が受けられることです。
ただし、交通事故などで5日以上入院した場合に限り、です。
交通事故に遭う可能性は誰にでもあると言えます。
その点では補償があるに越したことはありませんが、問題は5日以上の入院、という点。
交通事故で5日以上の入院、、、
生死を彷徨うほどの大怪我じゃないですか?
よっぽどの大惨事でないと入院5日以上とはならないと思います。
万が一なったとしても、もらえるお金3万円也。
チャリーーーン( ´_ゝ`)
無料プランに加入するデメリット
無料プランに申し込むには、当然のことながら申込者の名前や住所、電話番号、生年月日、はたまた職業なんかを開示することになります。
はい、思いっきり「個人情報」ですね!
実際の申し込み用紙がこちら。
入院一時金がもらえる確率→万が一?億が一?
そのための代償としてチューリッヒに個人情報を流すのはとってもリスキーだと思うのは私だけでしょうか?
しかも無料プランに申し込むということは、「少なからず保険に興味がある顧客」であることを自ら名乗り出ているようなもの。
そのような顧客名簿を簡単に入手することが、保険会社にとって最大の狙いでしょうね。
無料で申し込ませたあと、もっといい条件の保険(有料)がありますよ〜、ってな具合に勧誘してくることも容易に想像できます。
申込書にもすでに「追加補償プラン」の案内が!
1番安いプランで毎月940円。
無料で申し込もうかと思った顧客が、入院一時金だけじゃ不安だわ、、と有料プランに申し込んでくれたら、保険会社にとってはまさに棚ぼた。
これほど嬉しいことはないですよね〜。
結論:加入するかしないか決めるのはあなた次第
メリット、デメリットを鑑みた上で、申し込むかやめとくかを決めるのは個人の自由です。
加入しないと損、とも言えませんし、加入するのが正解!とも言えません。
仮に無料プランに申し込んだ場合、3年経過して補償期間が終了になっても、自動的に「追加補償プラン」に切り替わることもないそうです。
「無料で万が一の交通事故などの補償サービスが3年間受けられる」ことは紛れもない事実なので、よく検討した上で決めたいものですね!
それではまた次回よろしくどうぞ(^^)
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