こんにちは。
旅好きアラサー半ばのziziです。
前回は、ポーランド東部のマイナーな街『プシェミシル』を観光したお話でした。
さて、今回は私の中でポーランド、いや中欧ヨーロッパで一番かわいいと思う乙女な村をご紹介したいと思います!
フラワーペイントで溢れる『ザリピエ村』とは?
ポーランドの南部に位置する『ザリピエ村』
まるで絵本の中の世界かのようなカラフルなペイントの家が立ち並ぶ村は、一度見たら忘れられません。
一体、どんな人が住んでいるのでしょうか?
そして、なんのためにペイントを施しているのでしょうか?
ザリピエ村までの行き方は??
たっぷりの写真と共にご紹介します(^ ^)
ポーランドの可愛い村『ザリピエ村』の場所は?
ザリピエ村は「タルヌフ」という町から車で約1時間ほどの場所にあります。
私はタルヌフに宿をとり、日帰りでザリピエ村に行きました。
ポーランド第二の都市クラクフからも電車やバスで日帰りができるようですが、結構ハードスケジュールになるみたい。
と言うのも、ザリピエ村からの帰りのバスが時間が読めないのです。
クラクフから行く場合も、タルヌフ経由で行くことになるため、下手するとタルヌフからクラクフまでの電車やバスがなくなる可能性もあるようなので、個人的にはタルヌフからの日帰りをおすすめします。
ザリピエ村行きのバスの出発場所
まずは、タルヌフ鉄道駅からスタートです。
こちらがタルヌフ駅前。
ザリピエ村行きのバスは、赤のピンで示しているあたり。
タルヌフ駅をまっすぐ進み、クラコフスカ大通りに出たら右に曲がって少し歩くと、青いバス停のアーチが3つ並んだところがあります。
そこからバスは出ています。
ザリピエ村行きバスの時刻表
こちらがバスの時刻表。
とってもわかりにくいのですが、おそらく行き先と書いてあるところに「Zalipie(ザリピエ)」と書いてあります。
平日は1時間に2本ほど出ているようですが、土日祝は激減するみたい。
ので、ザリピエ村に行くご予定の方は平日に行くことをおすすめします!
どのバスに乗れば良いかわからない問題
さて、バス停の前で待っていると、次々とバスが停車します。
バスと言っても日本で言う路線バスのサイズではなく、「ミニバン」くらいの大きさです。
フロントに行き先の地名が書いてあるのですが、果たしてザリピエに行くのかどうかさっぱりわかりません。
来るバス来るバスに「ザリピエ?」と聞くも「違う」と言われしょんぼり。。
するとそこに3人組の女性が現れました。
思い切って「ザリピエ?」と話しかけると、なんと彼女らもザリピエに行くとのこと。
しかもポーランド人とのこと。
そして英語が通じる!
このチャンスは逃すまい、と「一緒にいてもいい?」と尋ねると「もちろん!よかったら今日一緒に村を回りましょう!」と言ってもらえました。
まさに女神たち現る、です( ;∀;)
そして無事にザリピエ行きのバスに乗ることができました。
バス料金:片道6ズォティ(約180円)
ザリピエ村に到着
1時間ほどで村に到着です。
到着と言っても、何にもない田舎道があるだけの場所。
カラフルな家なんてどこにも見当たりません。
一人で来てたら、「本当にここであってるのだろうか。。」
と着いて早々不安になりそうな一本道を歩きます。
カラフルな家がある村の中心までは20分〜30分ほど歩かなきゃいけないそう。
女神たち3人がいるから心強い!
ザリピエ村の見所①内部が可愛い教会
バスを降りて15分くらいで教会が見えて来ました。
女神たちに続いて入ってみます。
アーーー!!これこれ!!
壁や天井に例のカラフルペイントが!!
キリストにお花の羽が生えたみたい。
柱にもびっしりペイントされています。
こんな可愛い祭壇みたことない( ´∀`)
どこを撮っても可愛いしかないです。
最初の教会でこの有様。
テンションがどうにかなりそうです。
教会の場所はこちら
↓ ↓ ↓
入場料は無料でした(^ ^)
ザリピエ村の見所②世界一かわいい消防署
鼻息荒く教会を出て来たところで、ポツポツと雨が降り出し、間も無くしてドバーーーー!!と本降りになってしまいました。
とっさに近くの建物へ避難。
雨が止むまでしばらく軒下で待機してたのですが、ここもまたお花のペイントが♡
実はこの建物、「消防署」だったのです。
壁にあるポスターをよく見ると、家の屋根から火が出てるのを桶の水で消し止めようとしている様子が描かれていました。
建物のシャッターも真っ赤にペイントされてるし、確かにここは消防署のようです。
にしてもこんなメルヘンな消防署は世界広しと言えども他にはないんじゃなかろか。。
雨も止んだので、村の中心部までさらに歩きます。
すると、真っ白な壁にカラフルなペイントが映える一軒家を発見。
発見するやいなや、女神たちが「ここよここ!」的な感じでズカズカと敷地内に入って行くではありませんか!
え、人ん家なのに勝手に入っていいの!?
ちょっとドギマギしながらもついて行くことに。
ザリピエ村の見所③民家の中に雑貨屋さん
敷地内に入ると、まず目に飛び込んできたこちらの井戸!!
かっわいーーーー♪( ´θ`)
すると、中からお姉さんが出てきて「中へどうぞ」と招き入れてくれました!
どうやら女神たちは事前に入れる民家をチェックしていたみたい(^ ^)
ザリピエ村の民家の中には観光客に自宅を解放しているところが何箇所かあるそうで、こちらもその一つなんだとか。
一人できてたらまず入らなかった(入れるなんて知らなかった)だろうから、本当に女神たちには感謝なのです。。
ご自宅はもう「KAWAII」しかない空間でした。
要所要所に小物が飾られていますが、全てお姉さんのハンドメイド作品!
ひとつひとつ手書きされた雑貨たちは温もりに溢れていてほっこりします。
ニワトリや羊などアニマルの置物も。
ご自宅を見せていただいたお礼に、私もいくつか購入しました(^ ^)
こちらが家主のお姉さん。とってもチャーミング!
ザリピエ村の見所④インスタ映えの家
家を出てからまた少し歩いたところに、ザリピエ村のインスタ映えスポットでよく見る家を発見。
例に漏れず、わたくしも撮ってもらいました。
てか、ザリピエ村のためにこの花柄の服着てきたのです。
日本じゃ絶対着ないやつ。わざわざこのために買って持ってきたの。
我ながら「どんだけ」と思います、笑。
ザリピエ村の見所⑤文化センター
さて、ようやく「Dom Malarek」という文化センターまでやってきました。
バスを降りたところから約2キロも離れています。
この施設は、村の見所やこれまでの村の写真が展示されているだけでなく、お土産類を販売していたり、ワークショップも開催されていました。
近郊から社会科見学みたいな感じできたのでしょうか。
小学生?たちもたくさんいました。
ワークショップは事前申し込みで参加できるみたいです。
素焼きのツボやポットに自由にペイントして自分だけのオリジナル作品が作れるみたい。
参加者が作ったソルトアンドペッパー容器かな?
センター自体もカラフルなのですが、博物館の敷地内もめちゃくちゃ可愛かった!
木の幹までペイント。
バケツまで抜かりなく。
文化センター「Dom Malarek」の場所はこちら
↓ ↓ ↓
入場料は無料です。
営業時間
平日:8時〜18時
土日:11時〜18時
ちょっと長くなりましたので、続きはこちらからどうぞ!
それではまた次回よろしくどうぞ(^ ^)
ランキングに参加しています。
応援ぽちしていただけるあなたは私の女神です、笑。
↓ ↓ ↓