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旅好きアラサー女子の世界一周ブログ

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ガリガリ人生さようなら。痩せからの脱却、人生初めて太った日

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こんにちは。

旅好きアラサー女子の世界一周ブログを運営しているziziです。

 

日曜なんでね、コラムでも←?

 

 

太りたいと思い続けてうん十年

 

開口一番、ブーイングが飛んできそうですが。

ここから書くことは全て実話であり

ノンフィクションであり

つまり本当の話です。

 

世の中

「痩せたい!」

という願望には共感の声が上がりますが

 

「太りたい!」

という願望は、、、

気のせいでしょうか?

なかなか支持されない傾向にあります。

 

「え、お主、今、何言った?」

的な、二度見される的な、

女性の大半を敵に回しちゃう的な。

 

でもよ

嫌味でも当て付けでもなんでもなく

切実に「太りたい、でも太れない」

と悩んでいる人間も少なからずいるんです。

 

今日はそんなお話。

 

私のガリガリヒストリー

 

生まれた時は2,700グラム。

まぁ、ちょっぴり小さめなサイズ感で

この世にオギャーと生まれたzizi子さん。

 

小学校入学時の体重は15キロ。

ちなみに6歳女児の平均は20キロ。

 

まさに「ランドセルが歩いてる」

のでありました。

 

「身軽だから」という、ただそれだけの理由で

組体操の櫓の一番上に立たされたこともありました。

 

中学生になったものの

あいも変わらずチビで痩せ。

背の順では安定の一番前をキープ。

 

ガリガリだったのに加え

血管も浮き出るほど色白だった私。

色白というか青白い。

職員室に行けば

「顔色悪いけど、早退するか?」

と先生に言われちゃう。

 

見た目病人。

でも元気。

体の面積の割に声も大きくテンション高めの高校時代。

友人たちからは

「あんた、声がもう少し小さかったら

その分カロリー使わずに太れるんやない?」

と言われちゃう。

 

大学時代。

mixi(ミクシィ)が流行りました。

真っ先に登録したコミニティーは

「太りたい」

同じ悩みを抱える同志と

どうしたら太れるかを真剣に語り合う日々。

 

 

歴代のあだ名言わせてよ

 

・あと3ヶ月の命

・一反もめん

・こけし

・マッチ棒

・よーじや

 

よーじやってこれですよ

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出典:あぶらとり紙のよーじや

 

ガリガリあるある言わせてよ

 

友人宅でのお泊まり会。

友達のおかんが張り切って夕飯を用意してくれます。

これがまぁなんと苦痛なことか。

目の前の盛大に並べられたおかずの山。

おかずの量に反比例して、私の食欲は何処へやら。

修行僧のように、黙々と食べるが味はしない。

 

コンビニでお菓子を買う時。

真っ先に確認するのはカロリー。

複数のお菓子で迷ったら

カロリー高い方をチョイス。

飲み物もとにかく甘いやつ。

カフェオレとかいちごみるくでエネチャージ。

 

ガリガリの必需品、サスペンダー。

スカートでもズボンでも

とにかくいつでもサスペンダー。

 

死ぬかと思った35キロ

 

そんな私も大学を卒業し晴れて社会人となりました。

ところが1社目。

早くも人間関係という荒波に揉まれまして

入社後半年で退社する事態に。

やつれにやつれ

その時の体重なんと35キロ

ちなみに身長は161センチ。

 

当時の基本体重は「服着て40キロ」でしたので

生死を彷徨うやばい数値を叩き出してしまいました。

 

161センチで35キロになるとどうなるか。

「ひとり人体の不思議展」が開催できます。

お風呂に入る前

全裸で鏡に映し出してみれば

「あぁ、肋骨って24本あるんだ」

「尾てい骨ってこんな形なんだ」

と自分の体で確認できちゃう!

 

あとね、わかりやすいのが二の腕の太さ。

みなさん、自分の二の腕を掴んだ時

親指と人差し指つきますか?

当時の私は、くっついたんですよ!

つまり、

親指と人差し指で作った輪っか=二の腕の太さ

だったわけです。

 

ちなみに、体脂肪は驚異の一桁台でした。

体重計見て突っ込みました

「アスリートかよ!」

 

ガリガリからの脱却

 

さて

そんな壮絶なガリガリ人生を歩んできた私ですが

やはりここにも転換期がありまして。

 

前回のアイプチの時と同じなんですが

世界一周、これが私のガリガリ人生を変えました。

 

世界にはすばらいしい食文化があり

その国の歴史、文化、生活習慣など

食事を通りて知りうることも多く

旅の楽しみの一つと言えますね。

 

しかしながら「食べること」自体に興味がなかった私。

「食べることとは、すなわち苦行である」

こんな格言を掲げていたほど

食べることに喜びも価値も見出せずにいました。

  

道中、いろんな食事をしてきましたが

これが本当に辛かった。

食べること自体興味ないのに、

さらに口に合わない。

「今日何食べよう、どうしよう」

と、街を散策しながら途方にくれる日々。

 

食べたいものもなく、食欲もなく、

一日一食なんて日もめずらしくありませんでした。

そんなあるとき。

世界一周初めて2ヶ月半たった頃でしょうか。

 

夢に

卵かけご飯

が出てきたのです。

 

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卵かけご飯をかきこんだところで夢から覚めた私は思いました。

あぁ、私、日本食が食べたい。。。

 

太るという初体験

 

帰国後

狂ったようにご飯を食べました。

 

あぁ、白米

あぁ、お漬物

あぁ、お味噌汁!!!

 

手当たり次第、食べました。

こんなに美味しかったなんて。

こんなに食べることが楽しいなんて。

 

当時は実家暮らしで仕事もしてなかったため

半年で5キロ太るという

「太る」という

「太る」という!!

人生で初めての体験をしたわけです。

 

「太る」

この言葉が初めて私の辞書に載った瞬間でした。

 

年に数回会う友人。

以前は会うたびに

「あんた、また痩せた?」

と言われるのがお決まりの挨拶でした

 

そんな友人が、

私をみて何も言わなくなりました。

 

サイズがなくて買えなかったジーパン。

サイズが見つかりました。

 

街を歩けば、すれ違う赤の他人に

「ホッソーーー!」

と二度見されることもなくなりました。

 

それからというもの

食事が楽しくなりました。

 

今までの分を取り戻すかのごとく

「食べること」に時間を裂き

「食べること」にお金を使い

「食べること」に喜びを見出しております。

 

太りたいけど太れなかった。

旅が私を変えてくれた。

そんなお話でした。

 

おしまい

 

 

 

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それではまた次回よろしくどうぞ(^^)

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