こんにちは。
旅好きアラサー半ばのziziです。
ドイツのベルリンからフランクフルトへ移動してきました。
突然ですが、「木組みの家街道」って聞いたことありますか?
ドイツといえばロマンチック街道、ですよね。
「木組みの家街道」ってなんやねん!
と最初は突っ込んでしまいましたが、いやはやロマンチック街道に引けを取らないほどメルヘンな街道でして。。
実際に行ってきたので早速ご紹介したいと思います!
- ドイツの「木組みの家街道」とは?
- ドイツ木組みの街イトシュタイン
- ホウキのおっちゃん
- イトシュタインの見所:旧市街
- イトシュタインの見所:キリンガーハウス
- イトシュタインの見所:シーフェス・ハウス(傾いた家)
- イトシュタインの見所:モノトーン調の木組みの家
- イトシュタインの見所:守り神or魔除け?
- イトシュタインのレストランとホテル
- イトシュタインの見所:魔女の塔
- フランクフルトからイトシュタインへの行き方
- ドイツ・イトシュタインまとめ
ドイツの「木組みの家街道」とは?
「木組みの家街道」は、ドイツの北から南に全長3000kmからなる街道で、木組みの家の街がその街道上に含まれています。
木組みの家は、地域によってスタイルや特徴など様々あり、カラフルなものからモノトーン調のシックなものまでその数は250万件もあるのだとか。
ドイツ木組みの街イトシュタイン
今回私が訪れたのは、木組みの家街道のひとつである『イトシュタイン』という街。
フランクフルト中央駅から電車で40分ほどの場所にある小さな街です。
電車一本で行けるので、フランクフルトから日帰りで行けるのが嬉しいです(^^)
『イトシュタイン (Idstein)』駅を下車したあと、旧市街までは歩いて15分ほど。
ホウキのおっちゃん
駅から歩いて旧市街の入り口にやってきました。
まず出迎えてくれたのが、ホウキ持って微笑んでるおっちゃん。
持ってるホウキは地面にしっかりくっついて、はわいた形跡ゼロ。
「あの人、ほんと仕事しないよね。いっつもホウキ持ってぶらぶらしてお気楽なもんよね」
と街の人から疎まれていたおっちゃん。
実はおっちゃんにはその昔子どもがいたんだけど、交通事故で亡くしてて。。
それからおっちゃんはホウキ片手に街を掃除しながら徘徊するようになったんだって。
子どもの交通事故を減らすためのパトロールとして。。
おっちゃんが生きてた間、この街では交通事故ゼロだったって。
そんなおっちゃんを称えるべく、この像は作られた。。
みたいなストーリーがあるのかぁ、とか妄想しながら散策開始です!
イトシュタインの見所:旧市街
さて、まずはツーリストインフォメーションがある『ケーニヒ・アドルフ広場』にやってきました。
広場といってもこじんまりしていて、広場の周りをぐるりと木組みの家が取り囲んでいます。
イトシュタインの見所:キリンガーハウス
左端の家がキリンガーハウス。
この建物の中にインフォメーションが入ってます。
イトシュタインの中でも、とりわけ装飾が豪華で凝った作りになってて見惚れてしまうほどの美しさです。
細部に至るまで職人技が光る装飾に眼を見張るばかり。
キリンガーハウスは博物館にもなっています。
しかし私が訪れたのは店休日の月曜日。。
日程的に月曜にしか来れなかったので、入らないことは事前にわかっていたものの、やはり入りたかったです(涙)
みなさんはぜひ月曜以外にお越しください(T-T)
キリンガーハウス営業時間
火~水: 08:00~12:00、14:00~17:00
木~金: 08:00~12:00、14:00~18:00
土曜: 11:00~16:00
日・祝: 14:00~17:00
定休日:月曜
イトシュタインの見所:シーフェス・ハウス(傾いた家)
キリンガーハウスの近くには、イトシュタイン の見どころの1つとなっている『傾いた家』があります。
たしかに傾いちゃってます。
見方によっては、くねっと体をくねらせて今にも踊り出しそうな躍動感を感じる面白い家ですが、実は傾いている原因は、建設中の資材不足なのだそうです。
いやいや、資材不足って、危なくね?
と思ってしまいますが、過去には薬局や商店として使われていたそうです。
働いてた人はいつ家が傾いて崩壊するかってドキドキしなかったのでしょうか?
イトシュタインの見所:モノトーン調の木組みの家
さらに奥へと歩いていきます。
この日は曇り空だったので、写真がイマイチ映えないのが残念です。
ショップの看板も街の景観損ねることなくオシャレ。
てっきり色とりどりのカラフルな家しかないと思っていましたが、グレーでまとめたシックなおうちもありました。
こっちのほうが好みです♡
よく見れば屋根にソーラーパネル付いてるし。
木組みの家は15世紀〜18世紀に建てられたそうですが、近代化の波はイトシュタイン にも来ているのですね。。
ポストとかもいちいち可愛いし、
小人が飛び出してきそうな木のドアがあったり。
ほんとにおとぎの国に迷い込んだよう。
イトシュタインの見所:守り神or魔除け?
可愛らしい街並みをパチパチと写真を撮っていたら、妙な視線を感じました。
え、、なんかいる、、(・Д・)
少しギョッとしたのですが、一体なにもの??
その後もよく見たら、壁から突き出た謎の笑みを浮かべる顔や、
窓枠からじっと見つめる顔があったり、、、
未確認生物がたくさん(´・_・`)
これらが何を意味するのか調べたものの、言及しているサイトはなかったです。
ご存知の方がいればぜひ教えていただきたいです。
イトシュタインのレストランとホテル
街はコンパクトなサイズ感なので、1時間もあれば一周できちゃいます。
イトシュタイン にはホテルもあります。
私は日帰りなので泊まってませんが、どんなお部屋なのか気になりますねー!
レストランやカフェもぽつぽつあるのですが、月曜定休のとこがほとんど(>_<)
なんとか開いてるレストランを探してランチしました。
パン屋さんや本屋なども一部営業してましたが、お休みが目立ちました。
やはり月曜以外に来るべきですね、、。
イトシュタインの見所:魔女の塔
ケーニヒ・アドルフ広場から城門をくぐると見えてくるのが、この「魔女の塔」です。
この日の天気も相まって、扉を開けたらコウモリがガサガサ飛び出してきそう、、
いかにも魔女が住んでそうな怪しげな雰囲気。
でも、実際のところ魔女狩りとの関係はないそうです。
19世紀にはどんな塔にも「魔女の塔」と名付ける風習があったとか。
そんな魔女の塔ですが、中に入って登ることができます!
「キリンガーハウス」で塔に登りたい旨伝えると、パスポートを身代わりに、鍵を貸してくれるそうです。
というわけで、キリンガーハウスがお休みの月曜は魔女の塔も眺めるだけ。
あーー、ぐやじい!!
フランクフルトからイトシュタインへの行き方
フランクフルトからローカル線「Regionalbahn(レギオナルバーン)」の20番で、40分ほどで行くことができます。
イトシュタイン駅から、旧市街の中心「ケーニッヒアドルフプラッツ(König-Adolf-Platz)までは徒歩約15分。
バスもあるようですが、私は歩いて行きました。
駅前には大きなスーパーもあります。
ドイツ・イトシュタインまとめ
- フランクフルトから電車で一本、乗り換えなしで行ける
- イトシュタインに行くなら月曜以外で!
- 旧市街にはレストランやカフェ、お土産やさんもある
- 街散策と食事で3〜4時間あれば十分
- フランクフルトから午前中に訪れて、イトシュタインでランチするのがオススメ
ロマンチック街道とは一風異なる「木組みの家街道」いかがでしたか?
フランクフルトからショートトリップでメルヘンな街にぜひ出かけてみてください。
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それではまた次回よろしくどうぞ(^^)
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