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旅好きアラサー女子の世界一周ブログ

働きながら休みを見つけては旅立っている三十路半ば女の旅行記と日常のあれやこれや。

タイの純白の寺院「ワットロンクン」チェンマイからの行き方。見所や注意点など

こんにちは。

旅好きアラサー女子の世界一周ブロブを運営しているziziです。

 

タイは北部のチェンラーイという街にある「ワットロンクン」という寺院をご存知でしょうか?

 

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ご覧のようにどこもかしこも真っ白な寺院で通称「ホワイトテンプル」なんて呼ばれています。

 

今回は日本であまり知られていない、世にも奇妙で美しい世界で唯一無二の真白な寺院をご紹介します。

 

 

ワットロンクンとは?

「ワット・ロンクン」は、現代的なアートを取り入れた比較的新しい寺院。1997年から建てられているこの寺院は未だ完成していません。仏教画家でヴィジュアルアーティストのチャルムチャイ・コーシッピパットさんがデザイン。タイの伝統的な芸術・文化を取り入れつつ、“既成の枠組みに対する破壊(シュールレアリズム)”が「ワット・ロンクン」に込めれたメッセージとのことです。

 

ワットロンクンへ入場

それでは早速ワットロンクンへ参りましょう。ワットロンクンへ行くためにタイの片田舎まで来たと言っても過言ではなかった私は、バスを降りて向かう道すがら、もう心臓がドキドキしっぱなしなのであります。

 

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道中に点在しているロッケンロールな骸骨の三角コーン。世にも奇妙な世界がこれから待ち受けていることを暗示させるような不気味さがたまりません。バスを下車後はこの骸骨コーンがワットロンクンまでの道しるべとなっているためまず迷いません。


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ギョッとするようなオブジェが突如として現れます。なかなかどうして物騒な赤鬼のごとしバケモノに目を奪われますが、よく見ると「禁煙」のマーク。そう、ここは禁煙なのです。こんな不気味な禁煙マークが他にあったでしょうか。スモーカーの皆さん、ここでタバコを吸ったら三角コーンの骸骨にされますので気をつけてください。

 

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もうワットロンクンに入場する前から見所(ツッコミどころ)が多すぎて鼻血が出そうです。私は観葉植物を自宅でたくさん育てているのですが、エアプランツであるウスネオイデスをゲロを吐いているかのごとく芸術的にディスプレイしているのを初めて見ました。ブタ人間みたいなお面、どこで売っているのでしょうか。売ってても買いませんしタダでもいりませんが。。


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ウスネオイデスを髪の毛やヒゲに見立ててのディスプレイ。髪が伸びるお菊人形よろしく、ここのウスネオイデスの成長が異常に早いとか早くないとか。

 

ワットロンクンの入場料

 

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入場するまでにだいぶエネルギー持ってかれましたが、ここでようやくチケット購入です。入場料は50バーツ(約180円)です。以前は無料だったようですが、昨今のインスタ映えを受けて観光客がドバドバ来るようになり大儲け間違いなしのワットロンクンです。


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ワットロンクンの建物の前にある池では真っ白な鯉が優雅に泳いでいます。光を受けて黄金色に輝いて見えるのは私だけでしょうか。ここでは鯉までもがただならぬ異彩を放って存在しています。

 

ワットロンクンの見所


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ワットロンクンの本堂に行くには、寺院正面に“輪廻転生の橋”があります。これでもかという細かで繊細な装飾に一瞬で目を奪われます。この橋にはまるで風神雷神のような像が聳え立っているのですが、これは「死と闇」を支配するヒンドゥー教の魔神だそうです。ここは、天国へ進むための門なのです。


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その橋を私ながら眼下を見ると「血の池」地獄をイメージしたという池があります。池の中からは、何百いや何千という救いを求めて虚空をつかむ手、手、手。。これは、成仏できずにさまよい続ける魂であり、金銭や物欲、色欲に憑りつかれ、地獄に落ちた人々の苦しみ、うめき声を表しているのです。

 

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血管や爪、手のシワまで細かに再現された手。今にも掴みかかってきそうなリアルさに、思わず仰け反ってしまうほどです。こちらはワットロンクンの中でも見所の一つになっています。


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さて、無数の手に引きずり込まれてあの世行きになる前に本堂へと急ぎましょう。ここで皆様に申し上げたいのは、ワットロンクンは非常に人気の観光スポットであるということです。写真には人が入り込まないようにタイミングを見計らって撮影していますが、実際は観光客で溢れており、ネズミランドばりの混み具合なのです。行かれる方は心してお出かけください。


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また、中国の方が非常に多いです。中国の観光客が多い、つまり秩序とマナーはありません。すなわちカオスを意味します。2015年の出来事ですが、中国人観光客のトイレ使用のマナーの悪さに愛想をつかした寺院側が中国人観光客を出禁にする異例の事件が起きたくらいです(出禁は割とすぐに解除されたようですが。。)


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話を元に戻して、ワットロンクンのこの白さは、仏教の開祖ブッダの清浄さ、宇宙をくまなく照らす光をイメージしています。「真の光」(仏の光)は、まったく影を作らない。宇宙いっぱいに広がり、すべての人々に平等に降りそそぐことを暗に意味しているのです。


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東大寺の「奈良の大仏」で知られる華厳経の教えに通じる仏教観が、海を越えてワットロンクンにも見られます。

 

ワットロンクン本堂の中

あいにく、本堂の中は写真は撮れません。写真でお見せできないのが非常に残念なくらいアンビリーバボーな世界が広がっていました。ワットロンクンを手がけた仏教画家のチャルムチャイ・コーシッピパットさんはアニオタなのでしょうか?日本でやったら著作権に間違いなく引っかかるであろうギリアウトな感じの世界観が本堂の中で繰り広げられておりました。外観に勝るとも劣らない百聞は一見にしかずな本堂。ぜひ皆様、ご自身の目で見てみてください。

 

ワットロンクン本堂の周り


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さて、本堂から出てきたところで敷地内をうろうろしてみましょう。


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少し離れたところから見る本堂。遠くからでも見る者を圧倒させる強烈なパワーを感じずにはいられません。


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敷地内にある広場です。木の幹が絡まり合ってブランコみたいになってます。どこがどうなってこんな形になったのか。。人間の煩悩を縛り上げてこしらえたような不気味な形です。どんな場所でも騒いで撮影する中国人でさえ近寄ろうとしていませんでした。


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たくさんのオーナメントが下げられていました。聞けばこの札には願い事が書かれているそうです。日本の絵馬みたいなもんですね。ちなみに50バーツします。私も「お金持ちになりますように」とお願いしておきました。血の池地獄で見た、金銭に取り憑かれて地獄に落ちた人々の手に引きずり込まれてTHE ENDになりそうなお願い事しちゃいましたが人間所詮そんなもんです。ハナクソみたいな生き物です。

 


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寺院に施された装飾をクローズアップして見ました。スペインはバルセロナのグエル公園を思い出しました。ガウディーもびっくりな装飾なのです。


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タイ語で読めませんが「信じるものは救われる」的なことが書いてあるに違いありません。


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純白の寺院の中に漆黒の仏。光と影。善と悪。生と死。愛と憎しみ。人間の弱さや寂しさ、心に渦巻く情感を真っ白な空間に映し出す純白の寺院ワットロンクン。ここにくれば探していた答えが見つかるどころか迷宮入りすることでしょう。


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未だ未完成のワットロンクン。最終的には9つの寺院で構成され、完成は2070年頃といわれています。完全にサグラダファミリア意識しちゃってる感がぬぐえませんが、私はサグラダファミリア以上にワットロンクンの完成を楽しみにしています。50年後かぁ、、、ギリ生きてるかもしれません。

 

黄金のトイレ

 

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出典:https://www.travel.co.jp/guide/article/12231/

 

最後に忘れちゃいけない見所をご紹介します。寺院の中には、タイで一番金がかかっていると言われている金ピカの豪華絢爛な「黄金のトイレ」があります。この黄金は「身体」を表し、金銭欲や物欲、色欲など煩悩を意味しています。黄金のトイレでそんな煩悩とウンコを綺麗さっぱり流して帰国しましょう!

 

ワットロンクンの場所

 

 

ワットロンクンへのチェンマイからの行き方

チェンマイ市街地の北東にアーケードバスターミナル(第2バスターミナル)からグリーンバスでチェンラーイ行きのバスに乗りましょう。約3時間ほどで到着します。

 

ワットロンクンはチェンラーイ市街地から14キロほど手前にあります。バスに乗車した際に運転手に「ワットロンクンで降してください!」と伝えておくと安心です。

 

帰りのバスチケットは満席で取れないこともあるようなので、チェンマイから往復のチケットをあらかじめ買っておくのが賢明です。

 

ワットロンクンに行く際に注意したいこと

 

✅ワットロンクンは見た目奇抜ですが立派な寺院です。短パンだと中に入れません。忘れてしまったら、手前の売店で長ズボンかストールを買いましょう。

 

✅寺院の前にはファーストフードなどの飲食店が数軒入ったアーケードがあります。お昼時は観光客でカオス状態ですのでご留意ください。

 

◎チェンマイから行ける!首長族の村

zizichan1103.hatenablog.com

 

◎タイには知られざる魅惑の寺院がたくさん!

zizichan1103.hatenablog.com

 

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