こんにちは。
旅好きアラサー女子の世界一周ブログを運営しているziziです。
アルバニアの秘境と言われているテス(Theth)
ティラナからシュコダルを経由し、バスで険しい山道を越えた先にあります。
テスへ行く方は「ブルーアイ」が目的の一つかと思いますが、私は天候に恵まれず行くことは叶いませんでした。
それはとても残念なことでしたが、テスで過ごした2日間は、これまでの経験した旅の中でも、強く印象に残るものとなりました。
そんなテスの魅力をたっぷりご紹介します。ぜひご参考ください^^
※当記事の情報は2023年4月当時のものです。情報は随時変更の可能性がありますのでご了承ください。
- アルバニアの秘境テスへ。さぁ冒険の始まり
- テスはRPGの世界そのもの
- テス村唯一の見どころ?ひっそりと佇む教会
- 牛、馬、羊、ブレーメンの音楽隊のような世界
- テスは犬が道案内してくれる?
- テスのカフェで飲んだ甘いカプチーノ
- テス村唯一の売店、お値段はお高め
- テスの朝食、自家製のチーズとヨーグルトが忘れられない
- 何世紀も変わらない生活様式がこれからも続く
- 死ぬまでに訪れたいアルバニアの秘境テス
- テスへのアクセス
- テスのおすすめホテル(ゲストハウス)
アルバニアの秘境テスへ。さぁ冒険の始まり
ティラナからシュコダルという街までバスで約2時間。
シュコダルで一泊した翌日早朝、ミニバスで揺られること2時間半でテスへ。
2年前までは、未舗装のガタガタ道でかなりの悪路だったようですが、2023年4月現在では舗装された道にて村までたどり着けます。
が、急カーブが多く、対向車とすれ違うのがやっとな道幅。少しでも踏み外せば谷底へ転落...もあり得るドキドキな道中。
私が訪れたのは4月中旬でしたが、山間の道はまだまだ雪深く、山頂に掲げられていた十字架が印象的でした。
数えきれないほどのカーブを曲った先に、まるで最果ての地に来たかのようなテス村が姿を現します。
テスはRPGの世界そのもの
ミニバスから降りた瞬間、まるでバーチャルの世界に迷い込んだような錯覚に陥りました。
RPGのゲームの主人公になった気分、と言えば仰々しいですが「人が住む最果ての村」に来たのだな、と実感する光景が眼前に広がります。
テス村に沿うように南北に流れる川。
澄んだエメラルドグリーンのせせらぎは、ブルーアイに行かずともすでに十分美しく、旅で疲れ果てた心身を癒してくれました。
村を少し歩いただけで、スニーカーがすぐに真っ白け。
テスの道は未舗装なので、砂利や石ころだらけ。
スーツケースを転がすのは至難の業。なるべく軽装&リュックで来るのが得策です。
テス村唯一の見どころ?ひっそりと佇む教会
街のほぼ中央にぽつんとある教会。
子供が走り回ってもよさそうな草原が広がっていますが、恐ろしくシンとしていて人がいない。
草原に佇む教会と背後にそびえ立つ山。
この"教会以外何もない" が逆に強く印象に残ります。
教会の扉は閉ざされており、内部は見学できませんでした。
テス村にとって4月はシーズンが始まったばかり。まだまだ寒いこともあり(私が滞在した時は、最高気温5度とか7度でした)、観光客は少なめ。
ハイシーズンは、ブルーアイ目当てや、ヴァルボナへのハイキング客でかなり賑わうようですが、秘境感を味わいたいなら4月はおすすめと言えるのかもしれません。
牛、馬、羊、ブレーメンの音楽隊のような世界
テスを歩いていると、そこここで動物を目撃します。
もちろん所有者はいるのですが、まさに放し飼い状態で、自然と動物とが共存している様子を間近に感じることができます。
ということは、道にはたくさん動物の落とし物が!十分注意して歩いてくださいね^^
私がカメラを向けると「ん?」と言った感じで視線をくれた牛。
テスは人里離れているので、ここで暮らす人々は、チーズやヨーグルトなどを手作りしてほぼ自給自足の生活をしているのだそうです。
私が宿泊したゲストハウスの裏庭では、鶏も放し飼いしていました。
朝食で採れたての茹で卵をいただきました。塩など付けずにそのままパクリ。
テスは犬が道案内してくれる?
早朝、散歩がてら1.6kmほど離れたカフェに行くことに。
写真のわんこが近寄ってきて、最初はすごく怖かったんです。万が一噛まれたら狂犬病の可能性もありますし、海外では絶対に近寄らないのが鉄則。
ところがこのわんこは、私の前に立って「こっちだよ」と言わんばかりに先導し始めたのです。
雨も降っていたため水溜りもあり、歩くのが遅めの私。その度に振り返っては確認して、ゆっくりと歩幅を合わせて案内してくれる。
途中、馬やロバ、犬も2匹に増えて、ブレーメンの音楽隊が結成できそうな光景が。
テスには観光案内所もあります。
Googleマップでは営業中となっていましたが、しっかり閉まっていました。あまり機能していないようです。
テスのカフェで飲んだ甘いカプチーノ
ゲストハウスから30分かけて、目的のカフェに到着。
着くや否や、道案内犬はお役御免と言わんばかりにサッと姿を消しました。ありがとう、わんこ。
とても寒い日だったので、一杯のカプチーノが体に染み渡りました。
バルカン半島を旅し始めてから3週間が経過していました。ハンガリー、セルビア、コソボ、北マケドニア、アルバニアと移動も多く、その間一人の日本人にも会えず心細かったです。
ずっと緊張に晒されてガチガチになっていた私。甘いカプチーノでゆるりと緊張感が解けていきました。
カフェでウエイターをしていた男性。
どこから来たの?と話しかけられ「日本」と答える何気ない会話から始まり、気がつけばお互いのことを色々話していました。
彼はテスで生まれ、25年間ずっとテスで暮らしているのだそう。
お兄さんの瞳がまさにブルーアイで、吸い込まれそうでした。
テス村唯一の売店、お値段はお高め
カフェのお隣には、テス唯一の売店があります。
売店に行きたい旨お兄さんに伝えると、お店の鍵を開けてくれました。常時開いているわけではないようです。
食料品から日用品まで一通り必要なものは揃っていました。
ハムやチーズなどの加工品やお酒も。ただ、値段はティラナの2倍。必要な食料はティラナやシュコダルで調達したほうが経済的です。
また、テスの水は飲用できるのでお水は買わなくて大丈夫。お店はカードが使えました。
テスの朝食、自家製のチーズとヨーグルトが忘れられない
ゲストハウスの朝食はバイキング形式でした。
自家製チーズ、ヨーグルトの他、揚げパンみたいなもの、シリアル、サラダ、茹で卵、クッキー、チョコケーキなどが並びます。
チーズとヨーグルト、それから蜂蜜が絶品でした。
この3つは今まで食べたそれらの中で、一番美味しかったと胸を張って言えるほど。
ゲストハウスのスタッフは、一人で来ていた私を常に気にかけてくれて優しかったです。
夕食もハーフサイズにしてくれるなど、特別に配慮していただき感激でした。
外ではしゃいだ後、寒くなってゲストハウスの暖炉の前で温まる看板犬。
あざと可愛くて、ゲストから大人気でした。
こちらのゲストハウスの詳細は後述します!
何世紀も変わらない生活様式がこれからも続く
木を切り、薪を割り、暖炉にくべて暖をとる。
こんこんと絶えず湧き出る井戸水。テスの水は本当に美味しい。
死ぬまでに訪れたいアルバニアの秘境テス
この日、この場所、この瞬間でしか味わえない風景、そして人との出会い。
ブルーアイには行けませんでしたが、大満足の2日間でした。
みなさんもぜひ"何もない最果ての村テス"に迷い込んでみてください。ドラマチックで
一生忘れられない旅になるはずです。
テスへのアクセス
冒頭でもお伝えしましたが、首都ティラナからテスに行くには2日間かかります。
- ティラナ→シュコドラ(所要2時間)
- シュコドラで1泊
- シュコドラ→テス(所要2時間半)
シュコドラからテス行きのミニバスが早朝の便しかないため、その日のうちに行くのは現実的に不可能なのです(2023年4月現在)
ティラナからシュコドラへのアクセスはこちら👇
シュコドラからテスへのアクセスはこちら。テス行きミニバスの予約方法も掲載しています👇
また、テスからの帰り方ですが、私はその日のうちにティラナまで帰りました。
その方法やバス乗り換えについてはこちら👇
テスのおすすめホテル(ゲストハウス)
先ほどご紹介した朝食のチーズや蜂蜜が絶品のゲストハウス。
Booking.comで「Shpella Guesthouse Theth」でヒットします。
2泊で€32、無料の朝食がつきます。
宿の1階のレストランで夜ご飯も食べられます(テスは飲食店が少ないので、宿で食べるパターンが基本のよう)
- トイレとシャワーが同室(仕切りがないのでシャワー使うともれなくトイレは全濡れ)
- Wi-Fiが弱い(共用スペースはOK)
- 雨だとちょいちょい停電になる(テス村全体に言えること)
と、イマイチな点もありますがお値段考えるとコスパは◎
何より家族経営でスタッフみなさん優しく親切で居心地最高でした^^
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SIMカードと比べてそんなに費用も高くありません。
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秘境テスでも快適に使えましたよ!一度チェックしてみてくださいね^^
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