こんにちは。
旅好きアラサー半ばのziziです。
前回は「ウクライナの愛のトンネルでセレブ姉妹に出会った」をお送りしました。
さて、ウクライナに来たミッションコンプリートしたので次の国に移動です。
行き先は、、、、
二年ぶり二度めのポーランド。
前回はワルシャワとクラクフ、ザコパネしか訪れてないのですが、今回はくるりと2週間かけてポーランド周遊。
ポーランドの可愛い村などもご紹介予定ですので、読者の皆さま引き続きよろしくお願いいたします(о´∀`о)
ウクライナからポーランドへ列車で国境越え
愛のトンネルのあったウクライナのリヴネから、いったんリヴィウまで戻り、リヴィウからポーランドのプシェミシルまで移動しました。
移動時間は3時間ほど。
列車の料金は220フリヴニャ(約950円)
国を越えるというのに千円切るなんて、ウクライナの物価の安さには毎回驚かされます。
ウクライナ→ポーランド国境付近のパスポートコントロール。
ウクライナ入国時の件があったのでドキドキしましたが、パスポート見せるだけで何事もなくポーランドのプシェミシルに到着。
あっけなく入国できたので拍子抜け(^_^;)
ウクライナ入国時の事件はこちらからどうぞ。
プシェミシルの郊外の宿
本当はプシェミシル市内に泊まりたかったんです。
しかし地方の街なのでホステル自体がほぼ無く、ホテルも安くて一泊5,000円〜しか残っていませんでした。
うーーん、どうしようかなぁ。
booking.comとにらめっこしていたところ、プシェミシル中央駅から6キロほど離れた郊外に、一泊1000円くらいのホテル発見!
宿の最寄駅を調べると、プシェミシル中央駅からたった一駅戻ったとこ。
そんくらいならいけるかー、安いほうがいいし( ˘ω˘ )
と安さにつられて予約しました。
この軽い決断が、この旅最大の難関になるとは知らずに、、、。
プシェミシル中央駅からローカル電車で宿の最寄駅へ
ローカルの列車に乗り換えて一駅先の「Hurko(フルコ)」という駅で下車。
市内からたった一駅しか離れてないのに、下車したのは私のみ。
てか私しか電車に乗ってなかったような。。
駅は無人駅で駅舎もなし。
ガラーーーンとしたホーム。
電車は私を下ろして走り去って行きました。
まじで誰もいない。
とりあえず駅前の道に出てみる。
あれ?
駅前にも誰もいなくね( ・∇・)?
時刻はお昼の3時前。
どうやら、とんでもない田舎に来てしまったみたい。。汗
見ず知らずの田舎道をひとり歩く
少し嫌な予感しながら、地図アプリを頼りに宿の方向へ。
これが駅前の道。
誰ともすれ違わない。
店もない。
田舎によくある小さな商店すら、ない。
人はいないが馬はいた。
途中、民家がポツポツあるのみ。
果たしてこんなところに宿があるのだろうか?
不安になりながら地図アプリが示した場所に到着。
どこからどう見ても、ごく普通の民家。。
キャリバ引きながらガラゴロきたもんだから、不審に思ったらしい番犬が奥から出てきてすごい剣幕で吠えてくる。
え、絶対ここ違うやん( ;∀;)
周り見渡してもホテルらしき建物はなく、同じような民家が続くのみ。
どどどどーしよ。。。
と、そこに民家の住人のおっちゃん出てくる。
第一村人発見( ´ ▽ ` )!!
まずは「私は怪しいものじゃありません」オーラ出しまくって笑顔で挨拶。
スマホ見せながら宿の名前を言うと、
「真っ直ぐ行って左」
みたいなジェスチャー。
おお、おっちゃん知ってるんや!
助かりました、ありがとー!
と笑顔ふりまいて、とりあえず真っ直ぐ進んでみる。
住宅地を抜けると、車がビュンビュン通るだだっ広い国道に出た。
歩道なし。
車や大型のトラックがものすごいスピードで走っている。
ここを歩くのか?!
本当にこの先にホテルあるのか!?
もー絶対違うやん(>_<)
歩いてる人がいないから、尋ねようにも尋ねられない。。
こうなったらプシェミシルまで戻ったほうがいいのかな?
でもさっきの無人駅からプシェミシル行きの電車は19時台しかなかったし。。
人生初のヒッチハイクか?!
ポーランドの片田舎で?
アラサー女が???
やだー、まじでどうしよう(>_<)
ピンチ、ピンチです私!!!
そこで目にした一台の車!
覚悟を決めてヒッチハイクしようと思ったそのとき、
反対車線に一台の車が停車してるのを発見!
藁にもすがる思いで駆け寄って言った第一声
「ヘルプミー!!(´༎ຶོρ༎ຶོ`) 」←まぢでこの顔
助手席の窓がウィーンと静かに開く。
どうか善良な市民でありますように。
どうか善良な市民でありますように。
念仏のように心の中で唱えながら目をやると、そこには善良な市民を代表するかのような熟年夫婦が乗っておられた。
引き続き、(´༎ຶོρ༎ຶོ`)この顔で宿の名前を言うと
「車に乗りなさい(^^)」
のジェスチャー。
この親切な夫婦のおかげで車で少し行った先の宿に無事たどり着くことができました。
ご夫婦には感謝しかありません。
何度も何度も頭下げてお礼言って夫婦の車を見送りました(涙)
予約していたのは、国道沿いにあるいわゆる「ドライブイン」的な宿でした。
私以外の宿泊者は100%自家用車で来てるっぽかったです。
一難去ってまた一難
そして次の問題。
翌日、プシェミシル市内に行くのに今来た駅まではかなり遠い。
そこでタクシーで市内まで行くよう手配したいのだけど、受付の女性も英語できない模様。
お互いスマホで翻訳しながらの会話。
しかも、私はポーランドの通貨を1円も持っていない!
まさかこんな田舎と思わず、宿ついたら近くのATMで下ろそうと思ってたけど、このへんはないらしい。
だもんで、タクシーはカード払いできるかをタクシー会社に電話してもらい聞いてもらう。
できないらしい。
そこで、市内まで行ってATMの前でおろすからそれで支払えばよいということになった。
ここまでのやりとりに30分ほどついやし、私もスタッフも汗だく。
タクシーが無事手配できたあと、お互い抱き合って喜びました。
スマホの翻訳機能で意思疎通をはかった宿のスタッフの女性。
ありがとうございましたぁ( ´ ▽ ` )
宿の周りはレストランもスーパーもないので、ウクライナで買い込んでたお菓子食べて寝ました。
さすがにこの日は疲れました。。
【教訓】宿は駅チカにとりましょう。
宿の予約はbooking.comで!
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ポーランドの過去記事はこちらからどうぞ。
▼アウシュビッツに予約なしで行ったときのこと。
それではまた次回よろしくどうぞ(^ ^)
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