こんにちは。
旅好きアラサー女子の世界一周ブログを運営しているziziです。
ウズベキスタン旅行12泊13日の女ひとり旅。
日記形式のブログにて道中の様子をお伝えします^^
※当記事の情報は2024年3月当時のものです。情報は随時変更の可能性がありますのでご了承ください。
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2024年2月発行の「ウズベキスタンガイド2024」は、現時点で最新情報が手に入る電子書籍。ガチで役立った!
実際の旅程順にまとめられているので、モデルコースとしても参考になる。この情報量で390円は破格。
さぁさぁウズベキスタン鉄道の夜行列車でタシケントからヒヴァへ行きますわよ〜!
夜行列車なんて大学の卒業旅行以来だわ。そんときはミュンヘン(ドイツ)からパリまで行ったんだったな〜。遠い過去の話よ。
列車に描かれてたこのマーク。これウズベキスタンの国章なんだって。
真ん中の鳥はフモという伝説の鳥で不死鳥らしい。左に描かれてるのは木綿、右に描かれてるのは小麦。どちらもウズの主な農作物。
ウズベキスタン鉄道はVIPとビジネスと普通の3つのクラスがあって、私が予約したのはもちろん普通。で、この狭さですわ。
車内は「え?夏?」というほど蒸し暑い。これもネット記事通り。だから半袖の上にパーカーとかのスタイルが正解。
2段ベッドが2つで一つの部屋みたいになってて、通路挟んで向かいにテーブル席がある。このテーブルはバタンと収納できて寝床に変わる仕組み。
コンパートメントタイプなので、相部屋の人がどんな人なんだろうと渡航前からドキドキしていた。どうか、どうか普通な人ですように...!
祈るような気持ちで自分の座席を探していたらば、一番奥が騒がしい。
ウズベクマダムたちがピーチクパーチクおしゃべりに花を咲かせている模様。
「どこでもこうゆうおばさまいるよね」とほくそ笑みながら進んでいると、え?嫌な予感。
私の座席、マダムたちと同じ部屋じゃね?!嘘だろおい!!!
「やーだ、あなたの席ここなの?ギャハハ!ウケる!ちょっと、この子ここだってよ!ギャハハ!」
熱烈歓迎?を受ける私。おんとし41...きっとこのマダムたちとさほど年齢変わらないのだろうけど(ひょっとすると年下の可能性大いにあり)彼女らは私のことを完全に年下とみなしているようで
「ほぉら、怖がらずに横にいらっしゃいな。どこから来たの?1人なの?よく来たわね〜ギャハハ!」
と、質問してるのに特に答えは求めないスタイルで一方通行な会話が炸裂。
ちなみに彼女らは英語は1ミリも理解しておらずウズベク語オンリー。
で、私の方もウズベク語1ミリも理解してないため、会話は全て状況と雰囲気から意訳したものです、笑。
マダムたちの圧倒的な迫力にポカーンとしてたら、「私たちご飯食べるわね」と、目にも止まらぬ速さでテーブルの上に食事が並べられて宴会スタート。
それぞれお手製のおかずやらをタッパに詰めて持ち込んでるらしい。お皿によそってチャイも入れて用意周到なマダムたち。
1人ぽつねん、となっている私を不憫に思ったのか「あんたも食べなさいな^^」とお裾分けいただいちゃいました!
お手製の惣菜とナン、、、ありがてぇ。
ラム肉とじゃがいもの肉じゃがみたいなやつもいただいた。それもたっぷりと。
ちょっとピリ辛のソース付けて。ウズの家庭料理が味わえてなんとラッキーなことでしょうか。そう、旅ってこうゆうのがあるからやめられないのだよ。
その後、マダムのうちの1人がお誕生日だったらしく、ハッピバースデーの大合唱と共にでっかいホールケーキ登場!え、このケーキ持ち込んだん?今の今までどこに保管してたん?すげーな。
そして案の定「あなたも食べる?」と聞かれたけど、ご飯で腹ぱつぱつだったので辞退させていただきました。
せめてものお返しにと、日本から持参したミルキーとかクランキーとか配ったら喜んでくれた^^
そんなこんなで、そろそろ眠ろうかな、と身支度を始めてたらマダムがジェスチャーで「ごめん、あなた上の段で寝て」と。
私の座席は下の段だったのだけど、言われるがまま交換してあげました。
マダムたちのピーチクパーチクはその後も続いていたのだけど、疲れもあっていつの間にか深い眠りへ。。
夜中にふと起きた時にはマダムたち、跡形もなく消えてました。。嵐が去ったように静まり返っている車内、、一瞬、夢だったのかな?と思うくらい(笑
どうやらサマルカンドで降りたみたい。最後に挨拶したかったのにな。。
ヒヴァまでは14時間。朝になって外の様子が見えてきた。
ブハラ〜ヒヴァ間はほとんどが砂漠地帯なんだよな。この砂漠の先がトルクメニスタンだと思う。
つか、ヒヴァ行きの夜行列車は途中トルクメニスタン内を走る区間があったと思うから、トルクメニスタン側の砂漠なのかもしれない。どっちでもいいっか。
ちなににサマルカンド以降はほぼ電波通じませんし、車内もWiFiありません。
車内の設備や荷物置き場なんかはこっちで👇
なんだか濃厚な時間を過ごした夜行列車もついに翌日10時半頃ヒヴァ駅到着。分厚い雲に覆われて天気良くねーな。
ヒヴァ駅前。駅前の大通りをまーーすぐ進んでいくとイチャンカラにたどり着く模様。歩いたら15分くらいらしい。だが私は疲れている!
便利なヤンデックスタクシーはヒヴァはエリア外なので、駅前にわんさかいる白タクと交渉するしかない。すぐさま運ちゃんたちが数名、私(カモ)の周りを取り囲む。
行ってきた値段は「5ドル」
ヤンデックスタクシーでは5キロ160円くらいだった。イチャンカラまでは3キロほど。
5ドルはぼってるやないかい!と思い「ノー」と言うとすぐに「3ドル」と下げてきた。
「2ドルじゃなきゃ乗らん!」と日本語で←言ったら、ちょっと考えたのち「OK」となった。
おっちゃんにゲストハウスの場所をGoogleマップで見せる。しばらく眺めててピンときたのか「乗れ」と。
そんな有名な宿じゃないけどほんとにわかったのかな?
イチャンカラはダンジョンみたいな迷路みたいな街で、全ての建物がクリーム色。派手な看板とか建物の目印もない。
なのに!タクシー(と言っても写真みたいなミニバン)はゲストハウスの前にぴたりと泊まった!カーナビもないのに。すごい。さすが地元タクシー。
着いたはいいものの、まだ11時。荷物だけ置かしてもらおう...とゲストハウスの扉を開けたならば
めっちゃゴージャスな内装のお屋敷に、優しそうなマダムと可愛すぎる坊や登場っ!!
「あの、予約してた者ですが、チェックインまで荷物を...」言い終わる前に「ささ、あなたの部屋はこっちよ」と案内してくれるマダム。
なぁんともうチェックインして良いらしい(言われてないけどそう解釈)
ありがてぇ!だって昨夜はシャワー浴びてないから体が気持ち悪ぅて。。
早速シャワー浴びさせてもらってこざっぱり。心配してた水圧もお湯もばっちりでほっと一息。
よく見ると部屋のインテリア可愛いじゃないの。
ウズのトイレットペーパーは硬いと言う噂も本当でした。でもこれは半分ほんとで半分違う。ヒヴァやブハラなど地方都市では硬くてゴワゴワが多かったけど、タシケントやサマルカンドでは柔らかいペーパーも多かった。
まぁ、中国のニーハオトイレやモンゴルの青空トイレを経験している私にとっては無問題。と言いつつ、日本からちゃっかりワンロール持ってきましたがね。
ゲストハウスの名前は「Khiva Karim Sulton」
詳細はこっちで👇
ちょっと休憩した後は、早速イチャンカラを散策〜!どこでも気になるマンホール、かわいいね!
目星つけてたテラッサレストランは大人気で満席だったから、教えてもらった姉妹店に行ってみた。
いやー店内がラブリーで女子ウケいいですねぇ。
ウズの郷土料理「ラグマン」をオーダー!これがなんとまぁ美味しくて。
うどんよりちょい細い麺とたっぷりのお野菜。味付けもうどんみたい。ちょっと肌寒い日だったので染みましたわ。
ラム肉もゴロゴロ入ってました。
はぁ、、、ほんとウズ料理美味しいわ。店員さんの対応も良いし、チップの文化もないから(サービス料が含まれているため)旅しやすい〜
場所やメニューはこっちで👇
さて、西門のイチャンカラ入場チケットを買ったところで雨が降り出しました。
年間300日以上晴れるヒヴァでまさかの雨。いやー持ってますわ私。おまけに寒すぎ。
チケットは2日間有効で2500円くらいした。たけー。裏に簡易なイラスト地図。これがくそわかりにくい笑。
ね、なんだか見るからに寒そうでしょう??真冬のダウンジャケット着てる観光客もいましたよ。わたしゃ持ってきてた全ての服を着込みまくり。
シルクロードのその昔、ラクダに乗って物資を運んだんだろねぇ〜
いや、雰囲気あって、モスクもミナレットもすごいんだが。やっぱ青空ないと映えないよねーー!!涙
ヒヴァで雨なんてついてない旅人もいるもんですな〜。ほんとですな〜あっはっは!
とウズベクおじさんに笑われているよう...
この真っ白な綿飴みたいなやつはお帽子です!ふわっふわだけど、雨にぬれてぐちょぐちょですがダイジョブ??売り物よね??
ハートの窓がかわいい
おうちの表札これって素敵すぎない?全部のお家がこれで統一されてるの。
まるでRPGの主人公になった気分。何百年と変わらない街。一体どれだけの人がこの道を踏みしめたのだろう。
ひときわ美しいパフラヴァン・マフムド廟。
こんな小道にもお土産屋さんがあって、、、
街歩きが楽しい。
夜ご飯はミルザボシレストランへ。予約なしで突撃したけど運よく入れた〜!
団体さんも多くて人気店。日本語話せるスタッフいました。
「チュウモン、キマった?ソノリョウリ、アルカカクニンシテクル」とテキパキ仕事されてました。
ピーマンの肉詰めとパンプキンスープ。なかなかの美味。
19時くらいから歌と楽器のパフォーマンスが始まったから、その時間に行くのが良いかと。
レストランの詳細はこっちで👇
ご飯食べて外に出れば、日もくれてご覧の景色ですわ。不思議のラビリンスかよ。
ゴミ箱も街に溶け込んでてグッドデザイン賞。
雨上がりで路面が濡れてて、それが光を反射してゆらめいて。。
なんだ雨降ってよかったじゃない。なんて思いながら宿に帰ったら、まさかの展開に。。
続き👇
【ウズベキスタン旅行】お役立ち情報
治安について
ウズベキスタンは比較的治安が良い国です。
日本で過ごすのと同じレベルで治安面では問題ないように感じました。
ですが、バザールや駅など人が集まるところではスリに警戒した方が良いです。
スリ対策におすすめなのが、服の下に隠せる薄型ウエストポーチ、通称セキュリティーポーチ。
パスポート、余分な現金、予備のカードをこの中に入れて常に腹に巻く!
ウズベキスタンは外国人旅行者はパスポート携帯義務があるので、安全な方法で管理が大事
お金について
ウズベキスタンではホテル、一部レストラン・ショップ、主要観光スポット、タシケントの地下鉄などではカードが使えます(2024年3月時点)
タシケント空港やホテルで日本円→スムに両替できます。
その他の場所では、基本的にドル→スムへの両替しかできませんのでご注意ください。
カードは圧倒的にVISAが使えます。
私はエポスカードと楽天カードを使いましたが問題なく使用できました。
現金が主流とはいえ、カードはキャッシングもできるので2〜3枚持って行くのがおすすめ。エポスカードは年会費無料+海外保険が利用付帯で海外旅行最強カード!
通信について
ウズベキスタンは全体的にあまりWiFiが整ってない印象でした。
あってもウズベキスタンの電話番号がないと使えないことが多いです。
しっかりネット環境を整えてから出国した方が◎だと思いました。
ネット通信はHolaflyのeSIMがおすすめです。
- SIMカード不要でなくす心配なし
- 日本で事前設定→現地でネットが即開通
- レンタルWiFiみたいに返却・充電の手間なし
とメリットしかない!
タシケント、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァで問題なく繋がって快適にネットできました
- データ量無制限!
- 24時間日本語サポートあり!
旅行中、データ量気にせずネットできるのは快適そのもの^^
料金は1日間700円〜とお手頃です。
設定は初めてでも10分程度でできました!
\ウズベキスタンでデータ使い放題!/
■ウズベキスタン旅行の費用ってどのくらい?実際にかかった費用を全公開!
■ウズベキスタン旅行準備完全マニュアル!事前に知っておきたい注意点や豆知識が盛りだくさん
参考になれば幸いです。
それではまた次回よろしくどうぞ(^^)
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